- 両側スライドドア、右ウインカー、物理空調など日本で迷いにくい設計
- 後席のスライドと2通りの格納で、人と荷物を入れ替えやすい
- 短いワインディングでは加減速と進路を管理しやすい。ただし日常路は未確認
約7.5kmの試乗で分かった範囲
世良耕太氏のMotor-Fan記事では、富士スピードウェイホテルから道の駅すばしりまで、約7.5kmのワインディングを300 Premiumで走っています。日常の買い物や送迎を再現した試乗ではなく、短い山道で車体の動かしやすさを見た評価です。
結論は、使い勝手にも走行性能にも大きな不足を感じにくいというものです。ただし、住宅街の細路地、駐車場、荒れた市街地、満乗車は別の条件として残ります。
日本の軽から乗り換えて、迷いにくい
RACCOは右側ウインカーレバー、物理ボタンとダイヤルの空調、両側電動スライドドアを採用しています。輸入車らしい違いを前へ出すより、日本の軽自動車ユーザーが普段どおり動けることを優先した設計です。
収納や電源も細かく用意されています。装備の数だけで判断せず、スマートフォン、飲み物、鍵、ティッシュなど普段持つ物をどこへ置くかを試すと、研究の深さが自分の生活にも効くかが分かります。
後席は、乗る場所と積む場所を切り替えられる
後席は前後スライドと5対5分割可倒に対応し、座面を上げるチップアップと床側へ沈めるダイブダウンを使い分けられます。足元を広く取る、背の高い荷物を置く、荷室奥行きを増やすという切り替えができます。
全グレードにISOFIXが備わる一方、幼児置き去り検知は300 Plusと300 Premiumです。子どもを乗せるなら、スライドドアだけでなく安全装備のグレード差まで確認したいところです。
荷室280Lは、後席位置と一緒に見る
4人乗車時の荷室容量はBYD自社測定で280Lとされています。数字だけでなく、後席をどこまで前へ出せるか、買い物袋やベビーカーを積んだときに背もたれ角度を保てるかが重要です。
試乗では、家族が座れる位置を先に決め、その状態で普段の荷物が入るかを確認してください。最大容量の写真より、4人で使うときの残り幅が生活に近い答えです。
山道で動かしやすい。次は生活の道で確かめる
記事では、加速と減速の速度管理、狙った進路の保ちやすさが好意的に評価されています。ペースを上げても不安定さが前へ出にくく、静かなまま素直に速度を乗せられたという印象です。
一方、想定用途から外れた短いワインディングの評価でもあります。購入前には、低速の切り返し、停止直前の動き、後席の揺れ、雨天の視界を生活圏で確かめ、走りのよさが毎日の扱いやすさへつながるかを見てください。
- 家族の乗車位置を決めて荷室を測る
- 狭い駐車場で切り返す
- 段差で後席の揺れを聞く
- 右ウインカーと物理空調を無意識に使えるか試す
Motor-Fanの取材・試乗を、購入判断向けに再編集しています
本稿は、2026年8月11日公開のMotor-Fan記事を軽EVマニア編集部が要約・再構成したものです。編集部の独自試乗ではありません。走行評価は約7.5kmのワインディングが中心で、日常の市街地、満乗車、悪天候、長距離、冬季電費は確認されていません。
